積水ハウス、次世代空調3カ月半で1000台販売―3月契約の戸建て住宅搭載率は6割超に

 積水ハウスが昨年12月14日に発売した戸建て住宅用の次世代空調システム「スマートイクス」の販売数が3カ月半で1000棟分を突破した。2月の販売数は346棟分で、3月に契約した戸建て住宅への採用率は6割(500棟分以上)を超え、単月200棟分とした当初の目標を大きく上回った。年間販売目標は2400棟分。

 スマートイクスは、熱交換型換気システム「アメニティー換気システムⅣ」と天井付き空気清浄機「エアミー」を組み合わせたシステムで、給排気ともに機械で強制換気する第1種換気の一種。空気の入れ替え時に熱交換を行い、熱損失を8割削減。吸気時に換気システムの高性能フィルターで黄砂や花粉などを取り除くほか、室内に持ち込まれた汚染物質などもエアミーが除去する。エアミーの除去速度は、試算によると床置き型空気清浄機の約2倍。LDKなどの生活空間を風上とし、玄関や廊下を風下とする邸宅内での換気ゾーニングの設定も可能。標準販売価格は43万円(消費税別)。熱交換で温度を維持するため、年間のランニングコストは、一般的な第3種換気(自然吸気と機械排気)の戸建て住宅比で約48%減の1万2200円に抑えられる。

 販売が好調なことについて同社は、住宅の購入検討者が空気環境の向上をより強く志向するようになったためとみる。邸別の換気・空気清浄シミュレーションシステムを用いたスマートイクスの説明も8日から始めた。住宅の設計段階から、空気の流れと時間の経過に伴う汚染物質除去の様子を詳しく可視化できるもので、第3種換気と比較できる動画も用意した。(日刊不動産経済通信)

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