JR東とKDDI、空間自在PJで連携―品川開発を核に日本各地の開発を共同で

 東日本旅客鉄道とKDDIは共同で、交通と通信の融合で場所や時間に捉われない生活を創出する拠点分散型まちづくり「空間自在プロジェクト」に取り組む。両社は今後、24年度頃にまちびらきを予定する品川開発プロジェクトをコアシティとして、共同で開発を推進するほか、分散拠点となる日本各地のサテライトシティの開発に向けた実験を、首都圏1都3県で21年春以降に行う。また、品川エリアと周辺でモビリティサービスの開発を検討し、共同事業化を目指す。

 両社は、「空間自在プロジェクト」の実現に向けた基本合意書をこのほど締結した。JR東日本の持つ交通サービスのほか日本各地にある駅や駅ビルなどと、KDDIの通信網を活用したサービスを掛け合わせて、場所や時間に捉われない多様な働き方やくらしを創出する分散型まちづくりを行う。品川開発プロジェクトをコアシティと位置付け、最先端の通信インフラの環境整備と、都市に存在するデータの蓄積・分析・連携を行うサービスプラットフォーム(都市OS)の開発・構築に取り組む。行政や企業とともに、来街者のくらしと都市機能が連携するまちづくりを目指す。品川エリアでは、街区内の移動サポートや荷物自動配送ロボットなどモビリティサービス実装に取り組む。

 都市周辺や日本各地では、サテライトシティと分散型ワークプレイスの開発を共同で行う。21年春以降に1都3県を対象に、多拠点でつながる分散型ワークプレイスのトライアル拠点を開設して実証実験を進め、実現に向けて企業・自治体など連携パートナーが集まる「空間自在コンソーシアム」を創設する。また、移動中でも働ける環境づくりのため、新幹線車両の一部でリモートワーク推奨車両の実証実験を行う。(日刊不動産経済通信)

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