空き家マッチングプラットフォームを展開する空き家活用(東京・港、和田貴充社長)は、全国の自治体の空家対策部門を対象に空家対策を円滑に進めるための「空活会議」(アキカツカイギ)を8月30日に東京国際フォーラムにて開催した。「空活会議」開催は昨年に続き2回目。オンラインを含めて自治体関係者ら150名以上が参加した。
イベントの席上、和田代表は新サービスとして、あいおいニッセイ同和損害保険との協業による空家所有者向けの「空家保険」パッケージの展開、およびハウスクリーニングのユアマイスターとの協業による、空家の現状確認や片付けが可能なソリューションを提供することについて詳細を明らかにし、今後の展開と目標について説明した。
和田代表は早稲田大学大学院経営管理研究科・早稲田大学ビジネススクール教授の入山章栄氏と「空き家は、地方を救えるか?空き家問題と地方経済を動かすイノベーションとは」をテーマにオンライン対談したほか、著書『実家じまい終わらせました!』(祥伝社)を出版したタレントの松本明子さんを招き、松本さんの空き家処分の体験談を踏まえて空き家所有者の悩みや問題解決に至るプロセスなどについてトークセッションを行った。