首都圏の愛着ある自治体トップは目黒区―大東建託の賃貸未来研、関西は西宮市

 大東建託が発表した、いい部屋ネット街の住みここちランキング2020特別集計「愛着のある街&住み続けたい街ランキング2020〈首都圏版〉」によると、「愛着のある街(自治体)」は東京・目黒区が1位で、2位以降は中央区、横浜市西区、武蔵野市、文京区と続いた。
 1位の目黒区は「住みここち」が3位、2位の中央区は住みここちが1位と、住みここちとともに上位に入る自治体も多かったが、3位の横浜市西区は住みここち19位、7位の神奈川県藤沢市は住みここち32位など、必ずしも直結していない。「愛着のある街(駅)」の1位は奥沢(東急目黒線)で、2位に国立(JR中央線)、3位に築地・新富町〈2つの近接駅を統合〉(都営大江戸線)が入った。「住み続けたい街(駅)」では麻布十番〈3つ以上の近接駅を統合〉(東京メトロ南北線)が1位、2位以降は国立、根津(東京メトロ千代田線)と続いた。調査期間は20年3月17日~4月3日で、6万5311人からの回答を総合的に分析し偏差値として可視化している。調査企画・設問設計・分析は大東建託の賃貸未来研究所。
 同日発表の関西版「愛着のある街(自治体)」では、1位は兵庫県西宮市、2位以降は京都市北区、兵庫県芦屋市、大阪市阿倍野区、神戸市灘区となった。「愛着のある街(駅)」は1位が甲子園(阪神本線)、2位が四天王寺前夕陽ケ丘(地下鉄谷町線)、3位が茨木(JR東海道本線)。「住み続けたい街(駅)」は夕陽ケ丘が1位、2位以降は甲子園、甲子園口(JR東海道本線)。住みここちは甲子園が75位、茨木が82位などと、愛着と住みここちとの関連の低さは首都圏より顕著だった。(日刊不動産経済通信)

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