―大阪初進出の高級賃貸、分譲は584戸

 住友不動産は、大阪・梅田駅至近で建設している地上56階建ての大規模複合開発「梅田ガーデン」のうち、マンション部分の概要を発表した。地上9階から39階部分を定期借地権付きの分譲マンション(584戸)とし、40階以上は全戸100㎡超の高級賃貸ブランド「ラ・トゥール」(134戸)とする。市内最高層の物件で、「ラ・トゥール」が大阪に進出するのは初めて。賃貸の募集は3月下旬から始め、分譲のモデルルームは4月下旬にオープンし、夏頃から販売する。

 建設地は、旧大阪北小学校跡地(敷地面積6837㎡)。14年に同社が取得し、18年7月に地上56階建て・高さ191m・延床面積約10万8000㎡の大規模複合施設の建築工事に着手した。大阪メトロ御堂筋線・梅田駅から徒歩3分、JR大阪駅からは地下道ルートで徒歩5分で、過去30年で供給された賃貸・分譲マンションのうち、御堂筋線・梅田駅に最も近いマンションになるという。立地の高い希少性から自社での長期保有を視野に用途を検討していたが、分譲を求める声に応えるため、50年間の定期借地権付きの分譲を行う。定借とすることで長期的に街づくりに関わるほか、将来的な建て替えがしやすい側面もある。

 用途構成は1階に店舗、2階に文化・交流施設、4~8階がホテル(202室)、9~39階が分譲マンション、40~56階が賃貸マンション。分譲マンションの間取りは1LDK~3LDK、専有面積は40・27~108・27㎡で、賃貸マンションは1LDK~4LDK、専有面積は100~360㎡の予定。賃貸は企業経営者や高度外国人材などのニーズを見込む。ホテルは「ヴィラフォンテーヌ」シリーズのハイグレードクラス「グランド」が入る。竣工は22年3月の予定。(日刊不動産経済通信)

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