(提供日刊不動産経済通信)タカラレーベンが売主兼販売代理となる小田原駅西口徒歩1分の新築分譲マンション「レーベン小田原THE TOWER」(総戸数190戸)が7月29日までに全戸完売した。4月16日にモデルルームを開設して以降、2703件の資料請求を受け付け、521組が来場した。5月8日までの約3週間に全来場者の7割となる370組が訪れるなど反響が大きかった。5月12日に1期販売を始め、約2カ月半で売り切った。
マンション建て替え円滑化法を活用し、市の優良建築物等整備事業で老朽ビルを建て替えた。事業主は小田原駅前分譲共同ビルマンション建替組合で、タカラレーベンは事業協力者として参画。万葉倶楽部も共同売主だ。施設規模はRC一部S造地上17階地下1階建て。地上1~3階は店舗で4~17階が住居。総戸数190戸のうち優先分譲住戸が72戸、非分譲住戸が38戸あり、それらを除いた実売戸数は80戸だった。
5月8日までに来場した370組のうち、4割が市内、3割が小田原市を除く神奈川県内の在住者で、残る3割は都内に居住していた。東海道新幹線の停車駅前でのマンション供給は珍しい上、テレワークの普及なども追い風となり多くの都内在住者らが食指を動かした。間取りは1LDK~4LDK、専有面積35・9~156・23㎡。24年5月下旬の竣工、同6月下旬の入居開始を予定している。
同社は最近では埼玉県川口市の新築分譲マンション「レーベン東川口GRANDEST」(総戸数143戸)を約半年で全戸完売させた実績がある。昨年12月18日にモデルルームを開設し、6月30日までにすべて売り切った。
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