(提供:日刊不動産経済通信)タカラレーベンが水戸市で販売している分譲マンション「レーベン水戸ONE STATE TOWER」(総戸数225戸)の1期70戸が、3月末のモデルルーム開設から5月22日までに全戸に申し込みが入った。販売価格は4000万円台前半から8000万円台後半。投資目的での購入もあり、当初予想を上回る売れ行きだ。
所在地(地番)は水戸市宮町1-108-5。JR水戸駅徒歩3分。建物規模はRC造地上20階建て。施工は川口土木建築工業。管理はレーベンコミュニティ。共用施設はカラオケ・シアター・楽器演奏で使えるスタジオやシミュレーションゴルフ、ゲストルーム、コワーキングなど。商業店舗も入居する。駐車場は機械式93台と平置き2台。住戸の間取りは2LDK~4LDK、専有面積は65・74~96・16㎡。モデルルームは約2カ月間で220組ほどが来場した。成約者の居住地の内訳は市内が6割ほど、ひたちなか市など近隣が約3割、東京都が1割。約2割が投資目的での購入者だ。購入検討者はひたちなか市に拠点のひとつを置く大手電気メーカーの社員ら、世帯年収1000万円超の高所得層が多い。
駅周辺は再開発の進展に伴いマンション開発が進んでいる。南側では大手デベロッパーが駅徒歩3分の立地の地上15階建ての物件を販売中。北側では別の大手が駅徒歩9分の立地で地上15階建ての物件を提案しているのに加え、中堅デべによる駅直結地上20階建て物件の開発計画もある。競合が多い中で販売が好調だ。現地の販売担当者によると、南側では高層住戸を求める検討者が「レーベン水戸」を選ぶ傾向にあり、北側で販売中の物件との比較では立地が強みとなっている。充実した共用施設の内容も一因だ。
この記事が気に入ったら
フォローしよう
最新情報をお届けします
Twitterでフォローしよう
Follow 不動産経済研究所/不動産経済オンライン