(提供:日刊不動産経済通信)積水化学工業住宅カンパニーは、茨城県つくば市で分譲マンション「ハイムスイートつくば万博記念公園」(総戸数112戸)の販売をこのほど始めた。20日に事前申し込みを開始した第1期1次(32戸)はほぼ全戸に申し込みが入っており、同2次(5戸)の事前申し込みを24日から開始。また同3次(戸数未定)の販売を12月中旬に予定している。25年3月下旬に竣工し、引き渡しは25年4月上旬の予定。
同2次の販売価格は3548万~4998万円。間取りは3LDK~4LDK、専有面積は66・47~87・77㎡。同3次の販売予定価格は2800万~5600万円台。最多予定販売価格帯は3900万円台。間取りは2LDK~4LDK、専有面積は66・47~87・77㎡。ターゲット層は30~40歳代の子育て世帯。
所在地(従前地番)はつくば市島名字土橋本895-1ほか。茨城県で進める「島名・福田坪一体型特定土地区画整備事業」の街区内に建てる。つくばエクスプレス・万博記念公園駅から徒歩3分の立地。敷地面積は4351・43㎡、RC造13階建て、延床面積は9519・46㎡。共用施設としてオープンスペースや防音ルーム、コワーキングスペースを配置する。施設の予約などは住民専用アプリ「NiSUMU」を使用。予約施設の扉の解錠もアプリから簡単に行える。施工は長谷工コーポレーション。管理はセキスイ合人社タウンマネジメント。
同物件は、災害に強い同社グループの製品を使い基盤を整備している。耐震型ポリエチレン給水管「エスロハイパーAW」や熱膨張耐火材「フィブロック」などを採用した。また共用部には蓄電システムと太陽光パネルを取り入れ、停電時の電力を確保。エントランスには停電時でも取り出せる自動販売機を設置する。