(提供:日刊不動産経済通信)日本GLPは、千葉県流山市で開発していた大規模物流施設「GLP ALFALINK 流山」(8棟、総延床面積93万1200㎡)で「GLP ALFALINK 流山4」がこのほど竣工し、全棟が完成した。
今回竣工した「流山4」の施設規模は免震SRC造地上4階建て、延床面積1万4421㎡で、マルチテナント型。冷蔵冷凍設備を導入し、自動化にも対応している。竣工前に大手運送会社や大手小売事業者ら8社のテナント入居が決まり、満床となっていた。共用施設はレストラン、リフレッシュエリア、アリーナ、屋上庭園など。環境面ではZEB認証とLEEDゴールド認証を取得予定だ。屋上には発電容量1・5MWの自家消費型太陽光発電システムを設置した。4日に竣工式を開いた。
「流山」の所在地は流山市南401、北字赤坂204-1ほか。首都高速6号三郷線など2線の三郷ICから6㎞、東武野田線・初石駅から約1・8㎞。総敷地面積は約42ha。総投資額は1800億円以上。16年に最初の物流施設に着工し、18年から今年にかけて竣工していた。「GLP ALFALINK」ブランドは、地域との共生・交流やテナント企業とのビジネス共創などに主眼を置いた大規模多機能物流施設との位置付け。6月には神奈川県相模原市で、初弾となる「GLP ALFALINK 相模原」(物流施設4棟と共用棟、総延床面積67万5136・43㎡)が全棟完成し、満床稼働していた。大阪府茨木市などでも開発が進んでいる。