住不、南池袋のタワマンに反響2千件弱―27日にモデル開設、8月上旬に1期販売

(提供:日刊不動産経済通信)住友不動産と三井住友信託銀行は東京・南池袋に計画する新築分譲マンション「グランドシティタワー池袋」(総戸数878戸)のモデルルームを27日に開設した。8月上旬に1期販売を始める。南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業の一環で52階建てのタワーマンションを建てる。昨年11月から問い合わせを受け付けており、資料請求などの反響件数は5月20日時点で2000件に届きそうだという。一般販売743戸分のうち1期で売る戸数は未定。間取りは1LDK~3LDK、専有面積45~104㎡。27年4月の竣工、26年9月の引き渡し(仮使用認定)を予定している。
 グランドシティタワーは同社のタワマンで最上位のブランド。開発地(地番)は豊島区南池袋2-23。敷地面積8761㎡。東京メトロ有楽町線・東池袋駅徒歩1分の立地。再開発区域全体で約1・7haの土地に総戸数1498戸のツインタワーマンション(北棟と南棟)を建てる。グランドシティタワー池袋は北棟で、施設規模はRC一部S造地上52階地下2階建て。高さは189・88m。グリーンガラスの直線的な外観。敷地の南北両側に広場、建物の北西側に正面入口を配置し、建物の南西側に車寄せを作る。住友不動産と三井住友信託銀行が共同売主となり販売代理に住友不動産販売が入る。施工者は清水建設・前田建設工業JV。
 販売価格は現時点で未定だが、不動産経済研究所が提供するマンションデータシステム「ブレイン」によると、計画地周辺の新築分譲マンションの販売推計坪単価は約512万円と出ている。
 近接地に建設する計画の南棟(地上47階建て)は野村不動産らが別途、販売を手掛ける。

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