モリモト、投資用マンション3棟を竣工・引き渡し ―イプセ、全物件が1棟売りで竣工前完売

(提供:日刊不動産経済通信)モリモトは、収益不動産用賃貸マンション「IPSE(イプセ)」3棟を竣工前に一棟売りで完売させた。9月下旬に東京・渋谷区の「IPSE代々木上原DLX」(総戸数22戸)を竣工させ引き渡したのに続き、10月は2棟の竣工・引き渡しが控える。

「代々木上原DLX」の所在地は渋谷区西原3。東京メトロ千代田線と小田急線の代々木上原駅徒歩3分。建物規模は地上4階地下1階建て。第一種低層住居専用地域の約112坪の敷地という難しい条件の土地だが工夫を凝らし、住戸は地下を生かしたメゾネット住戸のほか1DK、1LDK住戸を設けるなどした。価格は明かしていないが、販売では大手仲介会社経由で長期保有する社有資産として購入された。10月に引き渡すのは渋谷区の「代々木上原PJ(プロジェクト)」と「神宮前PJ」で、両物件とも最寄り駅から徒歩数分で総戸数は30戸ほど。10月以降も東京・渋谷区、新宿区、港区を中心に竣工と引き渡しが続く。

IPSEシリーズの引き渡しは「代々木上原DLX」で25棟目。17年度の再始動以降、東京都心の人気エリアの駅至近の立地、高品位と独創性を併せ持ち、立地に合ったデザインが評価されすべて竣工前に完売している。今年度下期の供給予定物件も3月の時点で、発売前の物件を除き成約のメドが立っていた。超富裕層の個人、法人の双方から引き合いがあり、立て続けに3棟を購入した企業があるなどリピート率も高い。年度末までの累計事業数は54件。同社は収益不動産事業を主力の分譲マンション事業と並ぶコア事業に成長させる方向だ。用地仕入れの件数も伸ばしている。

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