旭化成不動産レジデンスは、東京・渋谷区の渋谷マークシティWEST棟11階に、分譲マンションブランド「ATLAS(アトラス)」のモデルルーム「ATLAS GALLERY SHIBUYA」を開設した。
 約160坪の面積に、標準仕様の住設や内装で作った「スペリオア」と、戸建て注文住宅のように邸別の打ち合わせを経て仕上げる富裕層向け豪華路線の「プレミアム」のモデル住戸を備えた。このほか、同ギャラリーのために世界的なアーティストが製作したガラスアートを配し、エントランスから柔らかい仕上げのカーペット張りの床にするなどして、同社が「五感でしか体験できない部分を表現した」とする特別な空間とした。
 これまでも富裕層の要望に個別に応えて特注仕様の住戸づくりを行った事例は少数あったが、今回改めて「プレミアム」のモデル住戸として展示することで発信を強化する。ブランド力の向上と同業他社との差別化を目指す。「ATLAS」の新ブランドロゴも製作した。
 港区白金で来年9月に竣工予定の「アトラスタワー白金レジデンシャル」(23階建て、96戸)と、来年7月に渋谷区渋谷で竣工予定の「アトラス青山レジデンシャル」(14階建て、61戸)の購入検討者が来場を開始している。月末からは、渋谷区恵比寿で来年3月に竣工する「アトラス恵比寿景丘」(14階建て、57戸)の案内も始める。白金の参考坪単価は658万円、青山は655万円。プレミアムの場合は800万円台~900万円台を見込んでいる。(日刊不動産経済通信

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