東急、沿線タワマン3物件販売好調 ―「南町田グランベリーパーク」1期1次(坪単価308万円)は申込完売 最上階プレミアム6住戸も完売
ドレッセタワー南町田グランベリーパーク(物件HPより)

 (提供 日刊不動産経済通信)東急が沿線で開発している超高層分譲マンション「ドレッセタワー」3物件の販売が好調に進捗している。7月に東京・町田市で発売した定期借地権付きの「南町田グランベリーパーク」は1期1次販売で121戸を供給。全戸に登録が入り、申込完売となった。追加の1期2次供給20戸には、11戸に登録があった。21年11月に販売を開始した横浜市の「新綱島」は、19日時点で分譲対象179戸のうち164戸が契約済み。川崎市の「武蔵小杉」は販売開始から4カ月で分譲対象156戸のうち120戸を供給し、9割以上が契約済みと好調だ。
 「南町田」(総戸数375戸、子育て支援施設1区画)は、平均坪単価が308・4万円で、最上階34階に設けた100㎡超のプレミアム住戸6戸なども完売した。最高額の住戸は約1億9000万円。町田市は3割弱、横浜市、東京・23区で4割以上など中広域から関心を集めた。1期3次として7月下旬に10戸(5200万~6740万円、専有面積58・07~75・34㎡)を販売開始予定。
 「新綱島」(総戸数252戸、非分譲住戸73戸含む)は、平均坪単価が390万円台中盤。契約者の居住地は、5割近くが横浜市港北区と地元支持が厚い。加えて、目黒区や大田区など東京都内も約2割で、新駅直結の希少な立地が評価を受けている。供給120戸の9割以上が契約済みの「武蔵小杉」(総戸数160戸、非分譲住戸4戸含む)は平均坪単価420万円超。契約者は川崎市中原区6割弱、都内3割弱と地元が多く、自己居住が約9割で実需ニーズを広く獲得している。

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