日鉄興和ら、スマートH体験できる施設―新宿区に常設、業界横断の共創事業へ

(提供:日刊不動産経済通信)日鉄興和不動産とリビングテック協会は、スマートホームを体験できる常設ショールーム「Life Design! HOME LAB新宿三丁目」を東京・新宿区で4月29日に開業した。日鉄興和のリビオライフデザイン総研による「未来の暮らし」発見エリアと、リビングテック協会と連携した「未来のテクノロジー」体験エリアの2つを設けた。国土交通省の「次世代住宅プロジェクト」の採択事業として、異業種も含めたtoBの事業共創からtoCへのプロモーションまで幅広い情報発信に取り組む。
 同ショールーム(新宿区新宿3―22―11 R.Sビル1階)は、JR山手線・新宿駅から徒歩3分の立地。延床面積は約112・36㎡。年末年始を除いて年中無休(11~19時)、一般の来場者は予約不要でショールームを見学できる。来場者の目標は、平日8~10名、休日20名に設定。リビオ総研の「未来の暮らし」発見エリアでは、最新の取り組みを紹介しながら、暮らしに関するワークショップなども行い、業界横断の共創事業に向け、つながりと実績を作る拠点とする。
 リビングテック協会と連携する「未来のテクノロジー」体験エリアでは、最新のスマートホームの設備や、暮らしに関するテクノロジーを紹介して、気軽に体感できる場とする。加えて、ユーザーのニーズや導入の障壁を調査しながら、仮説を検証していく場とする。リビングテック協会の長島功事務局長は、「スマートホームの導入で賃料が1~2割ほど上昇する事例や全国での広がりの報告もある」と話し、スマートホームの普及を図る。
 22年度の国交省のサステナブル建築物先導事業(次世代住宅型)で、24年3月末日まで展示を行う予定。

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