(提供:日刊不動産経済通信)東日本旅客鉄道は私募リート「JR東日本プライベートリート投資法人」を設立し、3月をメドに運用を開始する。資産運用会社は21年4月に設立したJR東日本不動産投資顧問(JAM、梅澤卓也社長)。
JR東日本グループは、私募リートに自社の開発・保有物件を売却することで早期に開発利益を確定し、獲得資金を高輪ゲートウェイシティ(仮)や大井町駅周辺広町地区開発(仮)などの成長分野への再投資を拡大する「回転型ビジネス」を進める。私募リート組成時の資産規模は約250億円。物件数は非公表。投資対象は首都圏を中心とするオフィスや商業施設、レジデンス、ホテルなど。
同グループはJAMによる不動産ファンドの組成で、外部物件の取得や回転型ビジネスによる運用資産の積み上げを加速し、不動産ファンド事業のさらなる拡大を図ってきた。当初目標の資産規模1000億円を早期に達成。今後は私募リートを含め不動産ファンド事業全体で、25年度末までに運用資産規模3000億円を目指す。
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