総戸数1千戸の三田ガーデンヒルズ 販売へ 旧逓信省跡地、オンサイト発電で創エネ 三井不動産レジデンシャル 三菱地所レジデンス

 (提供 日刊不動産経済通信)三井不動産レジデンシャルと三菱地所レジデンスは、東京・港区で総戸数1002戸の大規模分譲マンションプロジェクト「三田ガーデンヒルズ」の販売サロンを今秋開設し、販売活動を本格化する。4月25日にオフィシャルサイトを開設した。分譲マンションとしては港区最大の敷地面積となる約2万5000㎡の旧逓信省庁舎跡地に開発する。25年3月の竣工を予定。

 同プロジェクト(地番=港区三田1―102―1)は東京メトロ南北線・都営大江戸線・麻布十番駅から徒歩5分、都営地下鉄三田線・芝公園駅同10分の立地で、建物はRC造地上14階地下2階建てほか。住戸の専有面積は29㎡台~370㎡台。設計・施工は大成建設。歴史的建造物である旧逓信省簡易保険局庁舎(1929年竣工)を一部保存・再生する。都心の森となる入居者専用の中庭を中心に、既存樹を含む植栽約130種による約7700㎡のランドスケープを計画。脱炭素社会の実現に向け、全1002戸でZEH-Orientedを取得する予定。また、国内マンション初採用となるBloomEnergyJapan㈱(東京・港区)の大規模燃料電池(250kW)と太陽光発電設備(200kW)でのオンサイト発電で創エネを実施する。

 共用施設として、ワークスペースやジム、ゴルフラウンジ、サウナ・岩盤浴、シアタールーム、ミュージックルーム、カフェラウンジ、バー、レストラン(店舗)などを備える計画。帝国ホテルと提携した各種コンシェルジュサービスを提供するほか、感染予防対策として、非接触型のオートロックやエレベーターを採用し、適切な換気・湿度調整などを行う。

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