東京ガス不動産(穴水孝社長)は、台東区・稲荷町で開発する「(仮称) ラティエラ上野稲荷町」において、東京ガス不動産の賃貸マンションとして初となる 「ZEH-M(高層 ZEH-M Oriented)」を採用する。「ZEH-M」により断熱性・省エネ性能に優れた賃貸住宅とするほか、屋上への太陽光パネルの設置、東京ガスが提供する非化石証書を用いた実質再生可能エネルギー100%の「さすてな電気」の活用により、マンション共用部の電力使用による CO2排出量実質ゼロを実現する。
ZEH-M Oriented (ゼッチ・マンション・オリエンテッド)とは、断熱性能などを大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入によって室内環境の質を維持しながら大幅な省エネを実現させるとともに、共用部を含むマンション全体での一次エネルギー消費量を 20%以上削減することを目指したマンションのこと。東京ガス不動産では、東京ガスグループの経営ビジョンの具体的方策 「Compass Action(2021年11月)」において、環境配慮型(ESG 型)開発の拡大を掲げている。ラティエラシリーズの開発などを通じ、不動産×ESG開発による事業成長を目指していく。
【ラティエラシリーズ】
「ラティエラ」は、東京ガスグループが提案する『安心・安全・信頼』そして『上質』な住まい をブランドコンセプトとした東京ガス不動産の都市型賃貸レジデンス。首都圏を中心に 22棟・851戸(店舗除く)を展開中。今後は事業成長と社会課題解決を両立させる 「ESG型不動産開発事業」を進め、2030年には約100 棟の所有・運用を目指している。