東急が横浜市港北区で開発している超高層分譲マンション「ドレッセタワー新綱島」(総戸数252戸)は、13日に開始した第1期販売66戸全てに14日時点で申込登録が入り、完売ペースで好調に進んでいる。申込登録の総数は79件で最大倍率は4倍以上の見込み。港北区在住者を中心に、都内からも2割以上の申込登録者を集め、新線新駅に直結する希少な立地の物件が広域の実需ニーズを獲得している。第1期の平均坪単価は402・6万円。
「ドレッセ」シリーズ初のタワーマンションで、第1期の申込登録受付期間は13~19日。14日時点で資料請求4557件、来場737組、申込登録79件。27階以上の上層階はプレミアム住戸(9戸)として第1期では5戸を1・2億~1・8億円で販売。全戸に申込登録が入り、抽選となる見込み。資料請求では横浜市から約40%、川崎市が約15%、都内から約30%。想定より都内からの反響が多い。申込登録では横浜市が約70%、川崎市は約7%、都内から約20%。地元の港北区は横浜市総数の約8割を占め、加えて東京・目黒区、品川区、大田区など新線で利便性が向上するエリアから集客している。同社では、「2LDK以上の住戸はほぼ実需ニーズと見込まれ、モデルと同タイプでテレワークなどにも対応する間取りの14戸は全て申込登録が入った」とし、想定以上の速さの進捗を見込む。
同物件は、22年度下期に開業する東急新横浜線・新綱島駅から直結の徒歩1分の立地。サウス棟(住宅棟)はRC造一部S造地上29階地下1階建てで、ノース棟(商業棟)と合わせて延床面積3万7562・36㎡。間取りは1LDK~4LDK、専有面積は113・45㎡。12月上旬に第1期2次販売を開始する予定。(日刊不動産経済通信)
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