赤羽の「ヴェレーナグラン赤羽北ザ・マークス」「ヴェレーナグラン赤羽北フロント」5ヶ月で完売 大和地所レジデンス

(提供 日刊不動産経済通信

―平均6千万円、床下大収納の次弾も準備  

大和地所レジデンスがJR埼京線・北赤羽駅徒歩3分の場所に建設中の新築分譲マンション「ヴェレーナグラン赤羽北ザ・マークス」(東京・北区、総戸数96戸)が2月上旬に完売した。隣接地に1月に竣工した「ヴェレーナグラン赤羽北フロント」(同、総戸数89戸)は昨年3月に完売済み。70㎡住戸の平均価格が約6000万円という値頃感や、一部住戸に設けた広さ約20帖の床下大収納などが地元客らを引き付け、両棟とも約5カ月で全戸が売れた。同社は床下大収納を採用した次の物件を準備しているという。

 来年2月に赤羽北ザ・マークスが完成すれば環状8号線沿いに2棟が並ぶ。道を挟み西側にはスーパーの「ライフ」があり、徒歩圏内に新河岸川や複数の公園が点在する。完成した「赤羽北フロント」は北赤羽駅側に位置する。20年10月に販売を始め、21年3月に完売した。今月30日に入居者に引き渡す。間取りは2LDK~3LDK(専有面積65・88~100・80㎡)。全戸南向き。人気のアイランドキッチンを採用した。一方、建設中の「赤羽北ザ・マークス」は21年9月に販売を始め、2月に完売した。間取りは1LDK~3LDK(約44~100㎡台)とコンパクトタイプもある。

 両棟とも購入者は北区在住者が約4割と多く、30歳代のファミリーが5割ほどを占める。いずれも3階住戸の床下に設けた巨大収納が注目された。同社の物件では最大の収納スペースで、季節の衣類や寝具、災害用備蓄品などを置ける。両物件で床下大収納の引き合いが強いことが分かったため、同社は今後開発するマンションに今回のものとは異なる形の床下大収納を採用することを検討している。

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