森永、葛飾の東京工場跡地6.6万㎡をファンドへ売却 賃貸用物流施設を整備
旧・森永・東京工場

森永乳業は、東京都葛飾区の「東京工場」跡地について、賃貸用物流施設を開発・運用する特定目的会社(SPC)との売買契約を1日付で締結した。東京工場跡地の売却方針等については2月に公表していた。

 同工場は21年3月に操業を停止。経営資源の有効活用と資産効率の向上を図るため、遊休地となっている工場跡地を信託受益権化し譲渡するもの。一連のディールは2月9日の取締役会で売却を決議、3月1日付で売買契約を締結し、23年4月までの譲渡というスケジュールを公表している。

 譲渡する土地は同工場跡地の6万6798㎡で、所在地は東京都葛飾区奥戸1-29-1。譲渡先は物流施設開発・運用SPC「葛飾特定目的会社」で、同SPCの資産運用会社は「CBREインベストメントマネジメント・ジャパン」(藤田哲也代表)となっている。森永はこれまで特定目的会社の名称について、SPCの資産運用会社の要望で公表を控えていたが、契約締結時の開示事項の経過として1日付で開示した。

 

コメントをどうぞ
最新情報はTwitterにて!

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめ記事