大京と大和ハウス工業は、岐阜市で共同で推進する再開発事業「柳ケ瀬グラッスル35」内の分譲マンション「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」(総335戸、うち権利者住戸36戸)の販売を、21年3月中旬に開始する。市街地の活性化を図り、岐阜県で最大規模のマンションを開発する。事業比率は大京70%、大和ハウス工業30%。平均坪単価200万円超で検討する。
同物件(岐阜市徹明通2―18)は、JR東海道本線・岐阜駅から徒歩13分の立地。RC造一部S造地上35階建て地下1階。専有面積は46・90~156・32㎡、間取りは1LDK~4LDK。22年度の竣工を予定。商業施設を1~2階、岐阜市は3階に健康・運動施設、4階に子育て支援施設を整備し、5~35階を分譲マンションとする。住宅や商店が並んでいた約0・9haの街区で推進する「岐阜高島屋南再開発事業」で、官民一体で柳ケ瀬エリアの発展を目指して商業・公共の複合施設を整備する。2LDK・3000万円台~3LDK・5000万円台を主要価格帯として検討する。最上階には、市内を一望するスカイテラスと106~156㎡の1億円超を想定するトップグレード住戸6戸を設けた。様々なニーズに応える約60タイプの間取りを揃え、シングルからファミリー層までまちの活力を支える多彩な居住者への販売を想定する。25階にはスカイラウンジとパーティールーム、6階にゲストルームなど充実した共用施設を備える。300戸超・30階建て以上の超高層物件は東海圏では初。
今後は、10月下旬にマンション公式ホームページを開設して、21年1月上旬にマンションパビリオンの完成と同下旬のモデルルーム案内会の開催、3月中旬の販売開始をそれぞれ予定する。
2020/10/15 日刊不動産経済通信
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