積水化学、札幌の戸建て分譲販売を開始 ―複合型まちづくり、分譲マンションは3月発売
札幌リードタウン平岸ベース

 積水化学工業住宅カンパニーは、札幌市で開発を進める大規模複合まちづくり事業「札幌リードタウン平岸ベース」(敷地面積4万8752・53㎡)で、戸建て分譲地「スマートハイムシティ平岸」(48区画)の販売を始めた。1期5戸を発売した。

 所在地は、札幌市豊平区平岸1条11-5ほか。札幌市営地下鉄南北線・平岸駅から徒歩10分、南平岸駅から徒歩8分の自衛隊札幌病院跡地。スマートハイムシティ平岸の1期は、販売価格が5250万~5800万円(消費税込み)。S造2階建て、延床面積92・28~108・66㎡。

 分譲マンション「ハイムスイート平岸ブランシエライースト」(RC造10階建て、延床面積9495・70㎡)は、3月から販売を開始する。住戸の間取りは2LDKと3LDK(専有面積56・64~79・20㎡)、1期の販売戸数と価格は未定。このほか、食品スーパーや飲食店が入居する商業街区「クロスモール平岸」(4棟、店舗面積8209・30㎡)が昨年12月に一部を除き先行して開業している。24年には、病床数150床規模の病院も開業する。

 同社初の多雪地域でのまちづくり事業となる。マンションは積雪対策として駐車場や歩行路にロードヒーティングを敷設するほか、共用屋内廊下の採用や車寄せの確保で積雪時の移動をサポート。屋根端にはヒーターと雪庇防止金物を設置する。戸建て住宅はトリプルガラス高断熱サッシなど北海道仕様の性能とする。マンションの共用部と戸建て住宅には太陽光発電設備と蓄電池を設置するなど、高いレジリエンス性能を備える。(日刊不動産経済通信)

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