不動産業向け貸出残高4.86%増の86.67兆円トップは三菱UFJ銀、不動産シェアは13.57%
不動産経済ファンドレビュー


 金融機関105機関(都銀4行、信託3行、生保9社、地銀76行、その他13機関)の2021年9月期業績によると、不動産業向け貸出金の期末残高(以下、不動産向け残高)は総額86兆6758.82億円(前年同期比4兆167.86億円増、4.86%増)。総貸出残高(614兆2598.93億円)に占める不動産業向け貸出割合(以下、不動産シェア)は14.11%で前年同期比0.54Pアップした。
 不動産向け残高トップは、三菱UFJ銀(残高9兆256.66億円、2320.50億円増)。これにみずほ銀(残高8兆3175億円、3908億円増)、三井住友銀(8兆2799.05億円、4961.23億円増)、りそな銀(5兆1165億円、950億円減)、三井住友信託銀(3兆7256.85億円、1229.36億円増)が続く。6~10位は横浜銀(3兆6826.60億円、1624.07億円増)、千葉銀(2兆8548億円、1032億円増)、静岡銀(2兆1603.38億円、945.76億円増)、福岡銀(2兆1352億円、926億円増)、関西みらい銀(1兆9389億円、8995億円増)。
 その他、増加率が高かったのは、16位のきらぼし銀の8.78%増(残高1兆1506.13億円、929.07億円増)、17位のきらぼし銀の16.09%増(1兆577.06億円、1466.35億円増)、31位のみなと銀の138.98%増(6419億円、3733 億円増)、45位の近畿産業信用組合(4649.83億円、419.49億円増)などだった。不動産シェアは近畿産業信用組合が47.96%でトップ、14位のみずほ信託銀が43.63%で続いた。 
 一方減少した機関は30機関で9機関増。減少額が大きかったのは、13位の信金中央金庫(残高1兆4566.25億円、703.48億円減)、12位の埼玉りそな銀(1兆5456億円、417億円減)、42位の十六銀(5103.23億円、392.20億円減)57位の北海道銀(3322.31億円、233.55億円減)などだった。
 なお、上位10行までの全セクター向けの総貸出は、前年から1.52%減っているのに対して、不動産向け残高は3.72%増。これを上位20位まで広げると、総貸出0.74%減に対して不動産向け残高は4.62%増。全金融機関の総貸出は前年同期比0.82%増、同不動産向けは4.86%増。

2021/12/15 不動産経済ファンドレビュー

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