タカラレーベンは福岡市中央区の新築分譲マンション「レーベン福岡天神 ONE TOWER」(総戸数153戸)の販売を1月中旬にも始める。横浜市中区の物件とともに創業50周年記念商品と位置付けている。4日にモデルルームを開設した。
福岡市地下鉄空港線・天神駅徒歩7分の立地で、行政が主導する連鎖開発「天神ビッグバン」の区域内に位置する。6日時点で反響や価格を公表していないが「4、5両日にモデルルームは盛況だった」(同社)と手応えを得ている。
子会社のタカラレーベン西日本との共同事業。両社は福岡県内で新築分譲マンション「レーベン原田プロジェクト」(総戸数50戸)を開発・販売した実績があるが、福岡市内でのマンション事業は今回が初めてとなる。物件の所在地は福岡市中央区天神5-13-1ほか。道を挟み東側にある須崎公園は近接する市民会館と一体的に再整備される。施設規模はRC造23階建て。間取りは1LDK~3LDK、専有面積37・05~142・99㎡。24年2月中旬の竣工、同3月下旬の入居開始を予定している。
建物の1階エントランスホールには宅配便の発送やクリーニングなどを取り次ぐコンシェルジュを配置する。16階には共用スペースとしてバーカウンター付きのスカイラウンジを作り、住民同士の交流を促す。その隣には海外の高級ホテルをイメージしたゲストルームを設置する。敷地内には72台分の立体駐車場を整備する。施工者は大豊建設。管理はレーベンコミュニティが担当する。(日刊不動産経済通信)
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