積水化学工業住宅カンパニーは、茨城県つくば市で進めているマンションと戸建ての分譲事業による複合型まちづくり「つくばリードタウン」(敷地面積1万6658・23㎡)の開発で、総戸数122戸の分譲マンション「ハイムスイートつくば春日」(RC造地上6階建て、延床面積9903・33㎡)を今月中旬に販売する。
所在地(つくば市春日1-11-4ほか)は、つくばエクスプレス線・つくば駅から徒歩14分。マンションの予定販売価格は3200万円台~5400万円台。最多販売価格帯は3700万円台の20戸。間取りは2LDK~4LDK(専有面積62・88~87・46㎡)。竣工は来年9月を予定。設計・施工は長谷工コーポレーション。
専有部分には、グループ会社のセキスイデザインワークスと共同開発した、ウォークインクローゼットプランや書斎プランなど4仕様から購入者が選ぶ「SUITE SPACE」を用意する。共用部には、コワーキングスペースやラウンジ、スタジオなどを設置。住民専用のスマートタウン向け統合サービス「ニスム」の導入で生活利便性の向上とまちと住民の見守り強化を図るほか、災害時対応給水システム「貯得」や地下に雨水を一時貯留し内水氾濫を抑制する「クロスウェーブ」、太陽光発電設備と蓄電システムにより高いレジリエンス性能を備え、災害後の暮らしの維持にも貢献する。
戸建て分譲住宅地「スマートハイムシティつくば春日」(53区画)は来年1月以降に発売する予定だ。積水化学グループの商品を採用し、無電柱化する。同社調べでは、つくば市で分譲マンションと戸建て分譲を合わせた100戸以上の複合開発は1995年以降初めて。(日刊不動産経済通信)
この記事が気に入ったら
フォローしよう
最新情報をお届けします
Twitterでフォローしよう
Follow 不動産経済研究所/不動産経済オンライン