西武、新横浜のオフィスビルなど3物件を流動化

 西武ホールディングスは、西武鉄道が保有する横浜市・新横浜のオフィスビルなど3物件を12月中に売却し、22年3月期第3四半期連結決算に固定資産売却益約133億円を計上する。西武HDが5月に発表した中期経営計画では、保有資産を圧縮し機動的な経営体制を目指す「アセットライト化」を図る方針を示しており、一連の物件は売却あるいは流動化の予定に組み込まれていた。

 このうち最大のものは「新横浜スクエアビル」(港北区新横浜2-3-12、15)。95年1月竣工、地上18階・地下1階建ての新横浜駅にほど近い大型オフィスビルで、優良企業のテナントが中心。20年3月期現在の帳簿価額は40.8億円。

 ほかに売却したのは「新横浜西武ビル」(港北区新横浜3-6-2、3)、「芝公園2丁目ビル」(東京都港区芝公園412-1ほか)。新横浜西武ビルは新横浜駅徒歩1分の飲食などが中心の店舗ビル。帳簿価額は14.6億円(20年3月期)。

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