東武鉄道の大規模マンション「ソライエグラン流山おおたかの森」が完売
東武鉄道・ソライエグラン流山おおたかの森

―総794戸、第2工区は販売進捗が加速

 東武鉄道ら4社が共同事業で千葉県流山市で開発している総戸数794戸の大規模分譲マンション「ソライエグラン流山おおたかの森」は26日、第2工区(388戸)が完売し、全住戸が契約を終えた。第1工区(406戸)の販売開始の20年3月から好調を維持し、第2工区は発売から半年ほどで全戸契約済みとなった。平均坪単価は約200万円。事業主は、東武のほか東急、JR西日本不動産開発、相鉄不動産。

 同物件(流山市おおたかの森北1―4―1)は、東武アーバンパークライン・流山おおたかの森駅から徒歩2分の立地。敷地面積2万489・65㎡、RC造15階建て、総延床面積7万7172・20㎡。専有面積60・03~90・19㎡、間取りは2LDK~4LDK。専有部は平均70㎡超とし、共用棟にカフェやクリニックなどを備え、周辺の整備された街並みや都心まで30分程度の利便性などを揃える。加えて、最多価格帯4300万円台で負担感を軽減しながら居住後の具体的な生活イメージをアピールした点が、販売進捗の早期化につながった。

 第2工区の総来場数は約1200件。販売開始の初月から200戸程度の大量供給で活況を印象付け、その後も持続して集客する好循環を作り、販売開始の3月から約7カ月後の10月26日に388戸を完売した。首都圏広域の大規模物件の比較でも競争力ある価格設定で、検討度の高い顧客を集めた。契約者は、年齢別では30歳代のファミリー層・プレファミリー層が約半数。居住地別では流山市が35%程度、近隣の柏市と松戸市で約10%。東京都内からも約20%と想定以上に集め、世田谷区など23区の西側や川崎市など沿線外の購入者もみられ、広域から人気を博した。(日刊不動産経済通信)

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