(提供 日刊不動産経済通信)
三菱地所レジデンスは、地元天然木材の活用などSDGsの要素を多数盛り込んだ新築分譲マンション「ザ・パークハウス 大宮吉敷町翠邸」(さいたま市大宮区、総戸数106戸)を販売する。電気自動車のカーシェアリングや各階・全戸の宅配ボックスなども導入。販売価格は70㎡台で6000万円台になる模様。販売平均坪単価は305万円から310万円の間になるようだ。
23日からオンラインでの個別説明会を開始する。販売開始は4月下旬の予定。エントリー数は950件で地元の大宮区や周辺、都内を含めた沿線からが多い。年齢は30歳代と40歳代が中心で、シニア層も一定数占める。家族構成は2~3人のDINKSやプレファミリー層が目立つ。最寄り駅は徒歩9分のJRさいたま新都心駅。JR大宮駅からも13分と徒歩圏に位置する。両駅周辺の商業施設を普段使いできる生活利便性や交通利便性が評価されている。
隣地には同社分譲済みのマンションがあり、連動性を持たせるため、デザイナーや設計・施工会社は同じ企業を採用した。隣地物件で好評だったアウトフレーム構造や洗面室引き戸を踏襲。今回の物件ではリモートワークに活用できるラウンジのほか、専有部でも一部プランではカウンタースペースを設置。モデルルームではリビングに面した専用窓付きの個室ワークスペースを設けて、共働きやテレワーク需要に訴求する。
内装と外装に同一の準不燃加工を施した埼玉県産の天然杉を活用したのも特徴。環境負荷軽減の観点からパンフレットも作成せず、ホームページで多くの情報を公開している。住戸の間取りは2LDKと3LDK、専有面積は57・74~73・20㎡。94戸を販売する。