新耐震以前のオフィスビルは全国で24% 不動研、福岡40%・札幌36%と高シェア

 日本不動産研究所は、今年1月時点の「全国オフィスビル調査」をまとめた。全都市のオフィスビルストックは1万3178㎡・1万572棟だった。新耐震基準以前のストックは全都市で3122万㎡・2947棟と、面積ベースでストック全体の24%を占めた。

 調査対象は三大都市、政令指定都市などの「主要都市」(9都市)、オフィスが集積する「地方都市」(75都市)で、規模は延床面積3000㎡以上を対象としている。20年に新築されたのは225万㎡・64棟、同年に取り壊しされたのは67万㎡・81棟だった。今後3年間のオフィスビルの竣工は437万㎡・148棟。このうち東京都区部が276万㎡で、全体の63%を占める。新規供給は大阪が51万㎡、横浜が40万㎡、福岡が22万㎡と東京都区部以外でも予定されているが、全体として東京以外は少ない。 建て替え候補となる築40年以上のビルの割合は東京都区部では19%と低く、ビルの更新が進んでいる一方、大阪は28%、名古屋は24%、主要都市は24%、地方都市は29%と差が出た。

 新耐震基準以前に竣工したストックの割合は福岡が最も多く40%で、次いで札幌が36%、京都が35%、広島が31%、大阪が30%と続いた。一方、さいたまや横浜、千葉といった首都圏主要都市では2割以下で、首都圏以外で割合が高くなっている。 築浅物件をみると、築10年未満のストックの割合は東京都区部が20%、大阪が11%、名古屋が14%、主要都市が7%、地方都市が7%と三大都市は他の都市と比べて築浅ビルの割合が大きかった。(日刊不動産経済通信

最新情報はTwitterにて!

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事
こちらもおすすめ