三菱地所レジデンスは、JR京浜東北線・赤羽駅から徒歩3分の「ザ・パークハウス 赤羽フロント」(東京・北区、事業協力者住戸8戸を含む70戸)の販売を開始する。IoT設備を導入するほか、デザイン性の高い室内窓「デコマド」を一部間取りに採用したのが特徴。10月9日から事前案内会を始める。ホームページ開設後2カ月で1000件を超える反響を得ている。
交通利便性や生活至便性の高い立地に最新技術を取り入れることで、都心勤務の単身者、DINKS、ファミリー世帯を主なターゲットに据える。資料請求は地元北区が3割弱で、年齢は30~40歳代が中心。自己居住用での検討者が大半という。導入するIoT設備は▽スマートフォンで来訪者の応対・確認ができるインターフォン▽外出先からも制御できる住戸の電気錠▽共用エントランスのハンズフリー解錠▽スマートフォンでエアコンや照明機器などを一括制御できるシステム-など。
リビングと洋室の間にはLIXILの「デコマド」を設けたプランも用意。直接採光をとれない中洋室でも風や光を室内に取り入れることができる。「デコマド」の採用は同社の分譲マンションで初めてという。ミニマルライフの実現をサポートするソフトサービスも導入。宅配型収納サービスや家具や家電のサブスクリプションサービスを割安な料金で利用できる。エントランスホールはラウンジを兼ね、Wi-Fiを備えており、カウンターではリモートワークも可能だ。 建物の規模は地上14階建て。間取りはワンルーム~3LDK、専有面積は30・00~67・58㎡。コンパクトタイプが6割を占める。販売開始は11月下旬、引き渡しは23年3月中旬の予定。(日刊不動産経済通信)