三菱地所レジデンスは、ZEH-M(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス・マンション)のうち、「高層ZEH-M Oriented」を賃貸マンションで初めて採用する。断熱の強化や一次エネルギー消費量の削減に加え、屋上の太陽光パネル、再生可能エネルギー由来の非化石証書を活用するのが特徴。専有部を含めたマンション全体を再エネ化する仕組みを構築した。    

 太陽光発電と非化石証書を組み合わせて二酸化炭素排出量を実質ゼロのZEHマンションを実現するのは業界でも初めてという。マンション全体の使用電力をカーボンオフセットとする今回の仕組みは同社の賃貸マンションブランド「ザ・パークハビオ」に今後、原則として標準導入していく予定。第1弾として東京・文京区と新宿区にまたがる「ザ・パークハビオ 文京江戸川橋」(86戸)に導入する。その後、「中野区弥生町2-Ⅱ計画」「中野区本町4丁目計画」への導入も予定している。 

 「文京江戸川橋」では年間CO2総排出量を従来の物件と比べて63%削減。さらに非化石証書を活用することでネットゼロを実現する。建物はRC造地上10階建て。同社では分譲マンションでのZEH-M採用実績はあるが、賃貸マンションでは初めて。共用部には屋上の太陽光発電設備で発電した電力を供給し、夜間や足りない時は再エネ由来の非化石証書付き電力を東京ガスが供給する。逆に太陽光発電電力が余った場合には、FIT(固定価格買取制度)で売却する。専有部には東京ガスが再エネ由来の非化石証書付き電力「さすてな電力」を各戸に供給する予定だ。(日刊不動産経済通信)

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