日本エスコン、北海道ボールパーク隣接に分譲マンション―総118戸、購入者に球場フリーパス
レジェイド北海道ボールパークHPより

 日本エスコンは、北海道北広島市のプロ野球・日本ハムファイターズの本拠地となる新球場を核とする「北海道ボールパークFビレッジ」内で、新築分譲マンション「レ・ジェイド北海道ボールパーク」(総戸数118戸)を開発する。新球場に近接する位置での物件開発で、新しい「ボールパークに住む」暮らしを提供して地域を活性化するまちづくりに取り組む。
 同物件(北広島市共栄228の一部)は、JR千歳線・北広島駅から車で約5分、徒歩22分の立地。RC造一部S造14階建て、延床面積1万4760・30㎡。間取りは1LDK~3LDK、専有面積は43・43~137・55㎡。竣工予定は23年3月上旬、引き渡しは同年3月下旬を予定。マンションギャラリーは年明けをメドに開設する。外観はFビレッジ全体の調和を取るランドマークとし、専有部では20タイプの多彩なプランを提供。共有部には暖炉を囲むウォームリビングやコワーキングスペースを設置する。購入者には、引き渡しから10年間利用できる球場フリーパスを付与する。日本エスコンは今後、Fビレッジ内では約9400㎡の用地での開発事業に取り組む。加えて、北広島市とパートナー協定を締結し、JR北広島駅周辺の再開発事業など地域の活性化を進めていく。伊藤貴俊社長は、「新球場と連動して、世界がまだ見ない体験を提供する」と話す。
 Fビレッジ内では、22年12月の新球場の竣工に向け、建設の進捗率38%と順調に進んでいる。ほかに、㈱ボーネルンド(東京・渋谷区、中西弘子社長)と戦略的パートナーシップを締結し、大規模なキッズスペースを整備する。新球場内に「あそび場」を開発するほか、隣接地にキッズフィールドなどを設置する。(日刊不動産経済通信)

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