東京・西五反田で2つの大規模開発計画が進行中ー旧ゆうぽうと跡地はオフィス&星野リゾートのホテル、TOCは商業&オフィスにー
「五反田計画」計画地

 日本郵政不動産は、「旧ゆうぽうと」跡地(東京都品川区西五反田8丁目)において、 大規模複合開発「五反田計画(仮称)」の新築工事に着工した。隣接する西五反田7丁目エリアでは商業ビル「TOCビル」を保有するテーオーシーが、同ビルの建て替え計画を公表した。

山手通りと中原街道、東急池上線に挟まれた「五反田計画」

 五反田計画は高さ約97m、 地下3階~地上20階建て、 基準階約1000坪のオフィスを主軸として ホテル・ 商業・ シェアオフィス・ ホールからなる複合開発ビル。JRなど五反田駅からは山手通りを越えるなど若干距離があり、隣駅である東急線・大崎広小路駅からは徒歩1分以内という立地。建物の周囲は地域の植生を踏まえ「五反田の森」とし、多種多様な樹種を配して品川エリアのグリーン・ネットワークを補完する。

 開発コンセプトは「TOKYO NEXT CREATION」。飲食店が多く立ち並び、一般社団法人・五反田バレーに代表される、スタートアップ・ベンチャー企業が集積する地域特性を生かし、低層階にはフードホール(1階)、シェアオフィス(2階)を配置する。フードホールは健康配慮型の食事の提供や、テイクアウト業態など新たな食のスタイルを追求する。シェアオフィスはスタートアップやコ・ワーカーを対象とし、オフィス内及びエリア関係者との交流プログラムを用意し、五反田地区のイノベーションの発信拠点となることを目指す。

 3階は品川区が運営するホール&カンファレンスとなる。ホールは約400席、 カンファレンスは約80席。ビジネスから興行まで幅広く対応し、地域から親しまれ、五反田の文化・情報の発信拠点を目指す。ホテル運営者は星野リゾートに決定。ホテルは14階から20階に位置し、運営者である星野リゾートと、日本郵政不動産が共同して、ホテルと街を繋げる運営企画を実践していく方針。

五反田計画 概要
大崎広小路駅は目の前

所  在  地 :    東京都品川区西五反田八丁目4番13号
敷地面積  :    約6,700平方メートル
延床面積  :    約69,000平方メートル
構  造  :    鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)
規  模  :    地上20階、 地下3階
高  さ  :    約97m
用  途  :    事務所、 ホテル、 多目的ホール、 商業施設等
事  業  主 :    日本郵政不動産株式会社
基本設計  :    日本郵政株式会社一級建築士事務所
実施設計  :    株式会社大林組一級建築士事務所
施  工  :    株式会社大林組
竣  工  :  2023年12月(予定)

五反田の築50年超「TOCビル」建て替えへ

TOCビル(西五反田)

 中原街道を南へ数分歩くと、催事やイベント会場などとして知られる「TOCビル」がある。このビルについて、所有するテーオーシーが10日、建て替え計画の概要を発表した。建て替え後の規模は、地上30階地下3階建てで、延床面積は約27万6000㎡。23年春に既存建物の解体に着手し、竣工は27年春頃を予定している。既存ビルは築後50年以上が経過し、2000年代から建て替えの検討が水面下で進んでいた。今秋頃をメドに都市計画の申請手続きを行う予定。同社は建て替えにより「流通商業機能の強化と高層化された良質なオフィス空間などの提供により多くの顧客・テナントの獲得を実現する」としている。

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