貸金利息、三井住友銀が9588.35億円でトップ 総額15.99%減の6.60兆円、上位21機関が減収

 
 国内金融機関112機関(都銀4、信託4、生保15、損保3、地銀76、その他10)の2021年3月期業績によると、112機関の貸出金利息収入(以下、利息収入)は総額6兆6097.65億円で、前年同期から15.99%(1兆2584.77億円)減少した。前年同期の3.51%(2863.11億円)減から減少幅が拡大した。増収機関は26機関から32機関に増えているが、上位21位までの金融機関が減収。
 計上額トップは三井住友銀の9588.35億円(前年同期比23.55%減)。第2位は三菱UFJ銀(9019.83億円、33.21%減)で、これにみずほ銀(8284.66億円、25.60%減)、三井住友信託銀(2513億円、24.15%減)、りそな銀(1802.21億円、3.68%減)などが続いた。
 6~10位は、日本政策投資銀(1324.77億円、5.04%減)、横浜銀(1186.28億円、2.22%減)、日本生命保険(1086.33億円、10.82%減)、千葉銀(1033.39億円、5.65%減)、福岡銀(995.76億円、5.41%減)。
ランキング上位機関の減収が目立ち、累計では1~10位までが3兆6834.58億円(23.95%減)。1~20位までが4兆4548.43億円(21.30%減)、1~30位までが4兆9604.37億円(19.74%減)だった。
 利息収入を伸ばした機関は、60位の徳島大正銀(220.77億円、45.38億円・25.87%増)、71位の愛知銀(191.90億円、27.06億円・16.42%増)、28位のきらぼし銀(463.95億円、25.83億円・5.90%増)、64位のソニー銀(209.82億円、22.53億円・12.03%増)など。
 一方、利息収入を大きく減らした機関は、13位の新生銀(837.08億円、143億円・14.59%減)、14位の農林中央金庫(835.58億円、323.22億円・27.89%減)、37位のあおぞら銀(398.37億円、191.17億円・32.43%減)、63位の三菱UFJ信託銀(210.61億円、184.99億円・13.79%減)、57位の十八親和銀(250.11億円、90.89億円・26.65%減)など。
 なお、112機関の総貸出金残高は656兆2928.75億円で3.44%増加。貸出増ながら利息収入減に陥っている。

2021/7/15 不動産経済ファンドレビュー

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