JR西日本プロパティーズが横浜市青葉区で開発している分譲マンション「プレディアあざみ野」(総戸数54戸)の第1期1次販売の27戸が、登録申し込み期間の5月21、22日で即日完売した。プロジェクト説明会と個別相談会を事前にオンラインで行い、モデルルーム来場前から顧客ニーズの把握に力を入れた。東京都内を含む中広域から若い世代を多く獲得した。平均坪単価は約236万円。
同物件(横浜市青葉区荏田町50―2ほか)は、東急田園都市線・あざみ野駅から徒歩15分の立地。敷地面積1860・99㎡、RC造7階建て、延床面積4026・70㎡。間取りは2LDK~3LDK、専有面積は57・48~72・66㎡。竣工は22年2月下旬、引き渡しは同年3月中旬を予定。施工は新日本建設。従前は事務所と駐車場だった土地をまとめた。共用部には、住戸1戸分の広さでコワーキングスペースを設置。専有部は、全戸にウォールドアを備え、居住者それぞれの生活で使いやすいプランとした。
販売では、ウェビナーによるプロジェクト説明会と個別相談会を実施して要望をヒアリングしてからモデルルームの来訪につなげ、約90組が来場し高い歩留まりとなった。契約者は、年齢別では20歳代と30歳代の若い世代を合わせて8割以上を占めた。居住地別では、横浜市内が約半数で、田園都市線を中心に都内を始め中広域が約半数だった。あざみ野駅・たまプラーザ駅が徒歩圏の利便性と手頃な価格設定が人気を集め、都心側の若年ファミリー層からのニーズを想定以上に獲得した。12日に第1期2次販売で3戸の供給を実施した。6月中に第2期販売の開始も見込んでいる。(日刊不動産経済通信)
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