大京と大和ハウス工業が、岐阜市で建築を進める岐阜県最大戸数のタワーマンション「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」(総335戸)のマンションギャラリーを、10日に一般公開する。官民一体で推進する複合再開発事業に、公共・商業施設とともに岐阜市中心部のランドマークとなる大規模な住宅を整備する。3月末までに1000件を超える反響を集め、地元を中心に幅広い世代・家族構成の需要を見込んで販売する。販売価格は坪当たり200万円台で検討中。
同物件(岐阜市徹明通2―18)は、JR東海道本線・岐阜駅から徒歩13分の立地。敷地面積6467・47㎡、RC造一部S造地上35階地下1階建て、延床面積5万7790・65㎡。専有面積46・90~156・32㎡、間取りは1LDK~4LDKを5~35階に設置する。23年2月の竣工、同年3月の引き渡しを予定。36戸が非分譲で分譲対象住戸は299戸。販売価格は4000万~6000万円台が最多の予定。反響は昨年10月末から今年3月末までに、岐阜市7割、東海圏2割で1000件超を集める。先行案内分の来場と一般の来場予約分の合計が300組で、好調に集客している。
最上階35階に全戸100㎡超で1億円超のトップグレード住戸6戸を設ける。設備の仕様水準を上げた住戸で、「スカイビューテラス」も備え、地元の富裕層シニアなどの関心が集まる。ほかは62種の多彩なプランで、シングルやディンクスも含めて、多くの世代・家族構成の関心を集めている。共用部には、26階の「スカイラウンジ」のほか、低層階には楽器演奏や映画鑑賞に使える「防音ルーム」や「ゲストルーム」を備える。1階メインエントランスは岐阜髙島屋の入口に面して配置する。(日刊不動産経済通信)
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