(提供日刊不動産経済通信)長谷工不動産がさいたま市大宮区で販売を開始したコンパクトタイプの分譲マンション「ブランシエラ大宮 氷川の杜」(総戸数32戸、ほかにフロントオフィス1戸)が好調な滑り出しだ。4~6日の第1期1次10戸の登録受付を行い、全戸に申し込みが入った。大宮駅の近くながら閑静で環境の整った街並みに、全戸角住戸で豊富な収納を設けるプランを採用。女性を主な購入層に想定し、女性視点で居住性を高めた。平均坪単価は324万1000円。8日から1期2次18戸を先着順受付で発売した。
同物件(さいたま市大宮区東町2―170―1)は、JR各線・大宮駅から徒歩10分の立地。敷地面積774・85㎡、RC造9階建て、延床面積2068・87㎡。間取りは1LDK~2LDK、専有面積35・23~57・77㎡。施工は志多組。竣工は21年10月、引き渡しは22年3月を予定。従前は戸建てだった。給湯、床暖房の遠隔操作やワイドスパンのバルコニー、生活空間の機能性を高め、カスタマイズにも対応できる空間を提供。生活スタイルを確立して上質な空間を求める女性を主な購入層として、想定以上の好評を博す。
販売活動では、長谷工不動産で初めて実施したバーチャルモデルルームによる事前オンライン案内を始め、新しい手法を取り入れた。販売価格は3200万円台~5200万円台。年収700万円以上のシングルや自己資金の手厚い女性から、多くの申し込みがある。エントリーは324件、21年12月から先行で開始した実地のモデルルーム案内は62件。事前オンライン案内62件と合わせて、総来場は約100組。また、インスタグラムでルームツアー動画を配信し、約3週間で9組の来場につなげた。
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