一般財団法人・省エネルギーセンターは、2021年度の省エネ大賞の募集を6日から開始した。省エネ大賞は企業などの優れた省エネの取組みや先進的で高効率な製品、ビジネスモデルなどを表彰するもので、「省エネ事例部門」と「製品・ビジネスモデル部門」の2部門からなる。募集期間は6月24日まで。
今年度は、両部門に「ZEB、ZEH分野」を追加したほか、製品・ビジネスモデル部門に「省エネコミュニケーション分野」を追加した。過去の省エネ大賞ではZEBなどの受賞はあるが、分野として新設するのは初めて。分野として切り分けることで、ZEB・ZEHの認知度向上および普及を図ることが目的。
ZEB、ZEH分野において、省エネ事例部門は、ビルオーナー(建築事業者などとの共同取組も含む)によるビルのZEB化、ハウスメーカーなどが住宅のZEH化を達成した活動で、今後普及が期待される事例が対象。製品・ビジネスモデル部門は、建築物・住宅においてZEB・ZEHを達成した製品で、標準化された製品シリーズとして販売するものが対象。12月中旬に受賞発表を行う。