調布道路陥没、補償対象地域1000件への補償方針を明確化ーNEXCO東日本

 東京外郭環状道路(外環道)の地下トンネル工事の影響により、東京・調布の住宅街が陥没した問題で、東日本高速道路(NEXCO東日本)は、補償対象となる宅地などの地域を明確にしたうえで、補償の方針を明らかにした。

 ネクスコが示した補償方針によると、補償内容は①建物等に損害が発生した場合において、原則として従前の状態に修復・復元を行うなどの原状回復 ②それ以外に実際に発生した損害の補償。家賃減収相当額、地盤補修工事完了後に生じた不動産売却損などー。併せて補償対象となる地域を示した。ただし、対象地域の範囲外からも損害などの申し出があれば、因果関係を確認したうえで、個別に対応を検討するとしている。

NEXCOが示した補償対象地域図

 補償の対象となるのは、陥没との因果関係があり、実際に被害を受けた人。ネクスコでは1月から相談窓口を設け、個別訪問を約1000件行っている。これまで220件から住宅被害などに関する調査希望が来ており、このうち140件については調査を実施済み。10数件については家屋補修などの工事を実施した。このほか地盤補修のために調査及び仮移転などの協力を要請している。

 調布市東つつじが丘の住宅街の地下約47mでシールド工法によるトンネル掘削工事を行っていた。地上の道路などの陥没は昨年10月に発生。今後のトンネル工事については地上の家屋などの補修工事を最優先とし、一連の工事に完了のメドがついてからの再開となる見通し。

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