スルガ銀行、シェアハウスローン債権442億円譲渡ー昨年12月末時点で1524億円存在

 スルガ銀行は、シェアハウス関連融資の債務者285名(申立人等)からの民事調停について、シェアハウス関連融資債権442億円を第三者に譲渡した。スルガ銀行によると2020年12月末現在のシェアハウスローン融資債権は1524億円。442億円分を処理してもなお同債権の現時点の残高は1000億円は超えているものとみられる。

 スルガ銀行が譲渡したシェアハウス融資債権はスマートデイズ(かぼちゃの馬車)のほか、複数のシェアハウス関連の融資債権からなる。今回の債権譲渡は昨年3月に実施した同様の措置に続き2回目で、今回の債権譲渡によってスルガが抱えるシェアハウス関連融資の債務者は約700名に減る見込み。

 18年10月5日付でスルガ銀行は、金融庁より一部業務停止および業務改善命令を受けた。その後の業務改善計画の一環として20年3月25日に1回目となるシェアハウス関連融資債権の第三者譲渡(債務者257名)を実施。今回は同スキームを活用した2回目の債権譲渡となる。スルガ銀行は今回の債権一括譲渡により、関連融資を含めて約65億円の貸倒引当金戻入益を見込む。

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