
物流不動産を中心に不動産の投資・運用・コンサルティングを展開するジーエルアールインベストメント(東京・丸の内、多田好延社長)は首都圏エリアで相次ぎ、中小規模の倉庫事務所物件などを取得した。このほど取得したのは、埼玉県朝霞市と同じく埼玉で川口市内の倉庫事務所物件。
朝霞の物件(埼玉県朝霞市田島)は、東武東上線・朝霞台エリアに立地し、敷地面積は263㎡。鉄骨造・地上3階建て、延床面積409㎡、駐車スペース付き。築30年。今後、大規模なリノベーションを実施し、付加価値を高めたうえで、事業者や投資家への売却を視野に入れる。一方、川口の物件(埼玉県川口市南鳩ヶ谷)は、埼玉高速鉄道・南鳩ヶ谷エリア、敷地面積542㎡。鉄骨造・地上3階建て、延床面積999㎡で築31年。南鳩ヶ谷駅徒歩圏の利便性に加え、国道へのアクセスも良い。
このほか、今年に入り、神奈川で1件、埼玉で2件を取得しており、物流倉庫の取得は計5件に上る。神奈川の物件は、横浜市内。鶴見区尻手アドレスでJR尻手駅徒歩圏。鉄骨造・地上3階建て、延床面積530㎡の規模。一方、埼玉は、所沢市内と坂戸市内。所沢の物件は、東所沢エリアで地上2階建て、延床600㎡規模。坂戸の物件は、関越道・鶴ヶ島インターおよび圏央道・圏央鶴ヶ島インターからともに約7キロに位置し、2階建て、延床650㎡規模。現在、一棟貸しで賃貸中の収益物件。同社ではこれ以外に都内で低層マンション物件も購入。「今後とも中小規模の投資用不動産、事業用不動産の仕入れを一層推進していきたい」(不動産ソリューション部)としている。


