アパホテル、水道橋駅前にオープン―ドーム至近、ビジネス・イベント・インバウンド取り込む

 

 アパホテル(東京・港区、元谷芙美子社長)はこのほど、「アパホテル水道橋駅前」(全167室)を開業した。同ホテルは、JR総武線・水道橋駅徒歩1分に立地、建物は鉄骨造・地上14階建て。東京ドームまで徒歩5分という立地を活かし、ビジネス客のほか、イベントやレジャー、インバウンドなど、幅広い宿泊ニーズを取り込む。
 客室構成は、スタンダードルームが139室、コージールーム26室、デラックスツインルーム2室。1階にはマレーシア料理のレストランをオープンし、朝食プレートを提供する。火災情報を客室のテレビにリアルタイムで表示するシステムの導入も特徴。安全・安心を提供する。また、インバウンド客向けにホテルの館内案内をテレビ画面に集約表示する5言語対応のインフォメーション機能や、ピクトグラムを使用した館内サインを採用した。
 ホテル開業の記者発表会でアパグループ社長兼最高経営責任者(CEO)の元谷和志氏は、「水道橋駅周辺は、東京ドームや多くの大学が集まり、人が行き交う宿泊ニーズの高いエリア。火災などの有事に備えた設備投資も行い、利用客の安全・安心・安眠を守っていく。現在、アパホテルネットワークは932ホテル・13万2279室と、目標の15万室に向け着実に拡大している。今後も地域に根差しながら、さらなる拡大を図っていく」などと述べた。

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