サッポロ不動産開発、恵比寿でスタートアップ向けオフィス-西武信金ビル内で、ノンアセット事業を推進

 サッポロ不動産開発は、東京・恵比寿の「西武信用金庫 恵比寿ビル」6階フロアでスタートアップ向けオフィスをオープンした。内装・家具付きの「セットアップオフィス」としてリニューアル。これまでスタートアップ向けを恵比寿エリアで展開してきたが、自社保有物件以外にも広げ、ノンアセット事業を推進する。
 同ビルは、東京メトロ日比谷線・恵比寿駅から徒歩1分に立地。西武信金が持ち、同信金恵比寿支店とオフィスで構成する。今回、6階フロア(170.18㎡)のテナント退去を受け、サッポロ不動産開発は、西武信用金庫に新たな貸し方としてセットアップオフィスを提案。内装を一新し、セットアップオフィス化することで、物件の競争力を高めるとともに、恵比寿でも増加しているスタートアップのオフィスニーズに応える。
 サッポロ不動産開発は、恵比寿エリアにおける複数の自社保有物件でセットアップオフィスを施工し、ノウハウを蓄積してきた。今回、テナントの入退去や管理業務も行う。一方、西武信金は、グループの西武しんきんキャピタルや、投資ファンドを通じ、スタートアップを支援してきたが、スタートアップオフィスは新たな取り組み。

<物件概要>
物件名:西武信用金庫恵比寿ビル
所在地:東京都渋谷区恵比寿西1-20-2
最寄駅: 東京メトロ日比谷線・ 恵比寿駅徒歩1分
竣工年:1994 年
<セットアップオフィスの概要> セットアップオフィスは、入居時にかかる工事期間の短縮とテナントの造作工事費用負担を削減し、退去時の原状回復工事による廃棄物を削減することができる新しいオフィスの貸し方。

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