(提供:日刊不動産経済通信)東急不動産は29日、同社が参画する東京・明治神宮前駅前の「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」の商業施設を24年春に開業すると発表した。表参道と明治通りが交わる神宮前交差点の西側に店舗を中心とする再開発ビルを整備する。施設規模は地上9階塔屋1階地下3階建て、延床面積約2万㎡。総事業費は20年1月時点で約180億円と試算していた。

 再開発事業の施行者は東急不動産と東京メトロが共同で設立した神六再開発。施行面積は約0・3ha。20年1月に権利変換計画が認められ、同年11月に本体工事に着手。23年8月の竣工を予定している。東急不動産は特定事業参加者として参画し、再開発で生じる保留床を取得する。設計を日建設計、施工を清水建設が担当。開発地の地下には東京メトロの変電施設があり、再開発でも整備されるほか、渋谷区の公共公益施設なども入居する。

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