日本テレワーク協会、テレワーク優秀賞に大阪のフジ住宅など

 日本テレワーク協会は、第 21 回「テレワーク推進賞」受賞企業および団体を決定し、住宅産業からはフジ住宅が優秀賞を受賞した。2月24日(水)に都内で表彰式を行う。
 フジ住宅はテレワーク実践部門での優秀賞受賞となった。フジ住宅では2018年に就業規則をテレワーク実施の内容に変更しており、テレワーク導入は3年目に入る。営業部員、設計士、マンション管理人など外勤の社員・スタッフのためのモバイル対応などを進めたほか、内勤社員でもリモートで業務が可能な対応を進めて、これまでにテレワーク対象者を全事業部門へ拡大、従業員1353人の100%完全在宅勤務を実現した。このほか、遠隔地の身障者支援のためのテレワーク活用、社員と社員の家族の看病時のためのテレワーク活用、BCP対策のためのテレワーク活用などリモートワークに関連するあらゆる施策を実施した。

 これらの対応により、社内外のネットワーク構築や電子契約サービスの導入が一気に進んだことで、テレワーク導入による業務効率化への波及の度合いが強いと評価された。また経営トップ自ら、テレワーク実施者の感想文の共有などを率先して行っている点も評価のポイントとなった。 

 テレワーク協会によると、「昨年までの取り組みに加えて更にテレワークを進めた企業だけでなく、中小企業からの応募も増え、コロナ禍の中、テレワークへの取り組みが広まったことが窺える。」と総評した。

会長賞 (2企業 、1団体 )【テレワーク実践大企業部門】リコー
【テレワーク実践中小企業部門】スタッフサービス・クラウドワーク
【テレワーク促進部門】Empowerdジャパン実行委員会
会長特別賞日本電気
優秀賞(2企業 、2団体 )【テレワーク実践部門】CLINKS
【テレワーク実践部門】フジ住宅
【テレワーク促進部門】軽井沢テレワーク協会
【テレワーク促進部門】福岡県


 

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