晴海フラッグ賃貸街区、来月に一般募集―三井不ら、1R~3LDK・1258戸

(提供:日刊不動産経済通信)三井不動産レジデンシャルら10社が参画する東京・中央区の大規模マンション「晴海フラッグ」(総分譲戸数4145戸)のうち、区域東側にある4棟構成の賃貸街区「PORT VILLAGE(ポートビレッジ)」(1487戸)の入居者募集が9月下旬に始まる。賃貸街区にはシニア・要介護者向けやシェアハウスなどもあるが、今回は一般向け賃貸住宅1258戸の入居を募り、24年1月下旬に入居を始める。

 8月29日に専用サイトを公開し、物件概要を開示した。賃貸街区の施設規模は地上15~17階地下1階建て。専有面積の合計は5万8800㎡になる。間取りはワンルームから3LDKまであり、メゾネット住宅も用意。専有面積は28・71~103・03㎡。単身者やDINKs、ファミリー、シニア層まで多様なニーズを想定する。共用部分には広さ350㎡の大浴場や多目的イベントスペース、キッチン付きパーティールーム、フィットネス、映写室などを配置。ワークスペースや会議室も作る。イベントスペースは街区外の居住者や、居住者以外の地域住民なども使える。

 敷地中央に7000㎡の中庭を設け、約700本のサクラやケヤキなどを植える。シニア住宅・介護住宅の事業者は東急不動産ホールディングスグループの東急イーライフデザイン。保育施設も設置する。

 先月には晴海フラッグの目玉となるツインタワー「スカイデュオ」(合計1455戸)の抽選会が開かれ、1期1次分573戸すべてに申し込みが入った。登録総数は8790件で平均倍率は15・3倍。最上階の最も高額な住戸の最高倍率は142倍にもなった。1期2次の販売は11月を予定している。

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