(提供 日刊不動産経済通信)コスモスイニシアと大和ハウス工業は、東京・足立区で新築マンション「イニシア北千住レジデンス」(総戸数73戸、ほかに管理事務室1戸、ワークスペース1戸)の販売を27日に開始した。利便性のある北千住駅の西口側で共用施設の充実した住宅を開発する。2LDK・3LDKの平均坪単価は399万円。
同物件(足立区千住寿町56―6ほか)は、東京メトロ千代田線・北千住駅の西口から徒歩7分の立地。敷地面積607・97㎡、RC造15階建て、延床面積4514・70㎡。間取りは1LDK~3LDK、専有面積は34・52~70・01㎡。23年5月下旬の竣工、同6月下旬の引き渡しを予定。施工は大豊建設。第1期1次では15戸を5618万~7998万円(専有面積48・24~70・01㎡)で販売する。登録受付期間は27日~9月3日。その後、追加で数戸の供給を予定。
21日時点で物件エントリーは約550件、オンラインも含めた来場113組を順調に獲得している。余裕を持って空間を利用できる5mのキッチンカウンターを備えながらコンパクトな48㎡台の2LDKは、ディンクスに加えて低層階でシングルのニーズもみられる。3LDKは約65~70㎡で足立区や沿線に地縁のある富裕層ファミリーが検討の多数を占める。34・52㎡で玄関などに収納豊富な1LDK31戸は価格未定。11月下旬から12月に4000万円台前半での販売を検討。
共用施設として、気軽にカフェ感覚の個室ブースとデスクカウンターによる「オーナーズプレイス」を2階に設ける。また、シェアアイテムとしてミシンやキャンプ用品、ボードゲームなども用意する。専有部は上層11~15階がプレミアム住戸で、床材やキッチンなどに上位グレードの部材を用いる。