GA、年収4百万円台の不動産投資増加―年齢層では25~29歳が最多で28%に拡大

(提供:日刊不動産経済通信)GAテクノロジーズは、運営する「RENOSY(リノシー)」の22年の顧客動向をまとめたデータをこのほど公開した。成約顧客のうち、投資経験者は64%(前年比増減なし)と高い割合が続いた。年齢層は25~29歳が28%(2㌽増)で最多。年収帯でみると500万円台が17%(増減なし)に続き、600万円台が14%(増減なし)と多かった。年収400万円台も5%(3㌽増)に増加している。
 成約顧客の通算の購入回数は、初回購入69%(5㌽減)で、追加購入の比率は3割を超えた。購入時の物件数が複数件となった割合も31%(3㌽増)で、複数物件を所有する顧客からは「地理的なリスク分散ができた」「出口戦略が広がった」などのメリットが挙がった。年齢層をみると、最多の20歳代後半に続いて、35~39歳が18%(2㌽減)だった。前年は21%で2番目に多かった30歳代前半の割合が減少している。年収帯では、500万円台、600万円台のボリュームゾーンの次に多いのは、1000万~1200万円未満が12%(増減なし)。幅広い年収帯の投資家を集めたとみられる。
 購入した物件の所在地は、東京都が最多で65%(9㌽減)。大阪府13%(2㌽増)、神奈川県11%(1㌽減)と続く。福岡県は7%(6㌽増)と急激に増加しており、再開発計画の進行や人口増から、都市としての発展に期待感が寄せられている。リノシーの販売物件の広さは、30㎡未満が79%(4㌽増)、30~50㎡未満13%(1㌽減)、20㎡未満6%(2㌽減)。価格帯は2000万円台は52%(増減なし)と過半数を占め、2000万円未満が35%(3㌽増)、3000万円台は7%(3㌽減)だった。

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