(提供:日刊不動産経済通信)日本GLPは年内にデータセンター開発の第1弾に着手する。22年12月に移転したJR東京駅前の新本社(東京・中央区)の見学・懇親会を行った。
懇親会で登壇した帖佐義之社長は、今後の展開についてデータセンターの開発などを挙げ、「デベロッパーとして社会インフラである物流施設を作るだけではなく、我々の事業そのものが社会インフラになるように加速していく」と抱負を話した。
物流施設事業では2つの大規模開発が今年完成する。神奈川県相模原市の「GLP ALFALINK相模原」が5月、千葉県流山市の大規模物流施設開発「GLP ALFALINK流山」が6月にそれぞれ竣工する。開発規模は「相模原」が物流施設4棟構成・総延床面積約67万4000㎡、「流山」は8棟構成・総延床面積約90万㎡。今後は関西での開発を加速する。大阪府茨木市と兵庫県尼崎市で大規模物流施設に着工する。データセンター開発事業は昨年、東京圏の東西で4区画と大阪圏の東部で1区画の開発用地を、施設運営に必要な電力供給網とともに確保済みだ。
新オフィスの所在地は東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー16階。延床面積は約1200坪で、移転前のオフィスの約2倍の広さに増床した。事業拡大に伴う急速な人員増加に対応。本社は約半分の区画が社外の人も出入りする共創空間で、フリードリンク付きオープンスペースやシアタールーム、会議室などを備える。執務空間はカフェスペースや仮眠室などを設置。300人強が週に1度ほどの出社頻度で勤務している。
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