2021年3月期第1四半期の経常利益を開示した機関のデータによると、経常損益の総額は、前年同期実績2兆1022.98億円から19.10%減(4016.22億円減)となる1兆7006.76億円だった。上位10機関のうち増益は4機関に止まり、赤字計上も3機関増え計6機関になった。
経常益計上額のトップは、三菱UFJ銀の1674.03億円(37.65%減)、2位は東京海上日動火災の1457.53億円(44.94%増)、3位は日本生命の1085.24億円(65.21%増)、4位は三井住友海上火災の834.86億円(3.31%減)、5位はアメリカンファミリー生命の765.04億円(6.09%減)。東京海上日動火災と日本生命が2ケタ増であるのに対して、三菱UFJ銀は2ケタ減を強いられている。
6位以下は三井住友銀の744.25億円(56.65%減)、かんぽ生命の695.90億円(24.53%増)、みずほ銀の593.00億円(66.02%減)、損害保険ジャパンの576.33億円(100.17%増)、メットライフ生命の509.74億円(82.45%増)だった。損害保険ジャパンは、経常収益が91.17億円(1.4%)減った一方、経常費用を379.58億円(6.2%)減らしたことが寄与した。
トップ10以外で増益が目立ったのは、12位のあいおいニッセイ同和損保(441.40億円、107.30億円増)、17位のニッセイ・ウェルス生命(336.09億円、264.33億円増)、20位の野村證券(255.63億円、169.29億円増)、26位の伊予銀(154.53億円増、84.05億円増)、27位のみずほ証券(154.01億円、96.35億円増)などだった。ニッセイ・ウェルス生命は、為替差益を計上するなど資産運用収益を188.75億円増やしたことで経常収益が伸びた一方、為替差損が解消することで経常費用を縮小した結果、経常益は4.68倍に。
一方、トップ10以外で減益が目立ったのは、11位の第一生命(487.38億円、572.56億円減)、13位のゆうちょ銀(419.26億円、638.16億円減)、14位の農林中央金庫(408.96億円、361.94億円減)、19位の三井住友信託銀(281.53億円、209.23億円減)などだった。なお東日本銀、百十四銀、大樹生命が新たに経常損失を計上した。

 2020/11/15 不動産経済ファンドレビュー 【レンダーズリスト/今月の分析】

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